インターネット決済で詐欺にあわない方法を紹介します。
現在、アマゾンや楽天等をいつわって詐欺メールが届くようになりました。詐欺に引っかからない自信があっても、巧妙な罠に引っかかってしまう人もいます。
そこで、今回は、仮に詐欺に引っかかったとしても、被害が少なくなる方法を紹介します。
メールを疑うこと
まず大事なことは、届いたメールを疑うことです。例えば、アマゾンから次のようなメールが届きました。
From:Amazon
件名:お支払い方法の情報を更新
お支払い方法の情報を更新してください。Updatedefault card for your membership.
マイストア? | タイムセール? | ギフト券
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対処法
いくつか対処法を紹介します。
①詳細ヘッダーをチェックする
②リンクにカーソルをあてる
③ブックマーク等から直接サイトに移動する
①詳細ヘッダーをチェックする
例えばヤフーメールであれば、詳細ヘッダーボタンがあります。そのボタンを押すことで、本当の差出人のメールアドレスをチェックできます。
②リンクにカーソルをあてる
メールに記載されたリンクにカーソルをあてることで、ステータスバーにリンク先のURLが表示されます。そこでURLが差出人のサイトになっているかどうか確認します。
※ステータスバーに表示させてチェックする方法はインターネットの常識です。PCでは可能ですが、スマホでは難しいかもしれません。
③ブックマーク等から直接サイトに移動する
送られてきたメールのリンクを安易にクリックせずに、自分が登録しているブックマーク等から直接サイトに訪問してメッセージが表示されていないか確認しましょう。この方法は100%安全な方法です。誤ってフィッシングサイトに訪問することもありません。
安全な支払い方法を設定すること
・電子マネー
・デビットカード
・ペイパル
インターネットで買い物をするとき、クレジットカードを利用する人が多いと思います。しかし、不正利用が保証されるとはいえ、知らないうちに利用されてしまうリスクがあります。そこでお勧めなのが、上記の3つです。
電子マネーやデビットカードは、プリペイドカードと同じように、はじめに設定された金額以上利用されることはありません。つまり、不正利用される金額の上限を自分で設定することができます。
ペイパルは、クレジットカードやデビットカードを登録することで、カード番号をショップに知らせずに決済することができます。
電子マネーは利用できるショップが少ないのに対し、ペイパルやデビットカードは利用できる範囲が多いのが特徴です。
最強の支払い方法としては、ペイパルにデビットカードを登録して利用する方法です。この方法であれば、自分で入金した金額以上100%利用されない上に、ペイパルを利用するためカード番号も抜き取られることもありません。
もしクレジットカードを利用するなら、ペイパルに登録して利用しましょう。クレジットカードのみ利用するより確実にセキュリティ対策になります。
インターネット決済で詐欺にあわない方法まとめ
インターネット決済で詐欺にあわない方法は、まず変なメールを信用しないこと、そして決済時にセキュリティ対策された支払いで決済することです。
この2つに気をつけていれば、詐欺に遭うことはまずないでしょう。デビットカードを利用する際にも、決済で必要な金額を都度入金すれば、ほぼ100%安全です。
インターネットで買い物をするなら、自分でできる対策は100%万全に準備してから利用することをお勧めします。
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